
SMOTとは中小企業技術経営学会の略称(The Japan Society of Management of Technology for Small and Medium Enterprisesの略称)で、MOT(技術経営)の視点で新たな中小企業の発展の仕組み作りを実践的に研究するNPO法人(特定非営利活動法人)です。


わが国は企業数の99%、従業員数の78%を中小企業が占めています。大企業との連携、協業も含め、中小企業は日本のこれまでの経済成長に多大な貢献をしてきました。しかし、経済成長の鈍化、国内外の競争の激化、技術革新の進展などの激変する環境下では、さらなる経営体質の改善・改革は焦眉の急の課題となっています。特に、70万社を超える製造業を中心とした技術を経営基盤とする中小企業においては、自社の固有技術を磨くことにより、あるいは他社と提携することにより、市場のニーズに敏感に対応しながら事業化を進める経営能力を高めることが求められています。
これは、まさに技術経営(MOT:Management of Technology)の狙う命題です。MOTに関してはこれまでは大企業を中心に産学官一体となった努力が積み重ねられてきました。しかしながら、中小企業向けのMOTは、一部の大学でリカレント教育(社会人が必要に応じて学校へ戻ってうける再教育)がようやく始まった段階であり、これからの発展に大きな期待が委ねられております。
このような状況を踏まえ、特定非営利活動法人「中小企業技術経営学会(SMOT)」は、技術を核とする中小企業、大学院等のMOT教育機関との連携をめざし、関係官公庁のご指導も得て設立されました。本学会は、中小企業MOTの革新的な取り組み、教育体系の確立、事例研究等を通じて、中小企業の活性化に貢献することを大きな使命としています。
本学会の活動により、MOT人材を育成し、多くの中小企業が効果的、効率的に技術を活かす経営能力を向上させ、技術を核としたイノベーションが深まることが期待されます。
特定非営利活動法人 中小企業技術経営学会
会長 村川 正夫