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同窓会設立に際して



日本工業大学専門職大学院同窓会々長

林 一雄


 2007年2月10日、日本工業大学神田キャンパスに於いて、柳沢学長、村川研究科長、藤田総務部長たちに出席を頂き、日本工業大学同窓会の下部組織として日本工業大学専門職大学院同窓会が設立された。
 私たち36人が専門職大学院を修了したのは、2006年3月25日であるからまごまごしていたら1年を過ごしてしまうことになるが、それまで何もせずに過ごしたわけではない。
 最初に設立発起人の5人が集い同窓会設立準備会を開いたのは大学院を修了してから、1ヶ月目4月下旬であったが、基本構想を話し合いで極めて大きな問題にぶつかった。
 それは、日本工業大学同窓会は会員数約4万人の組織であり、大学また大学院を同じ年に卒業したほぼ同じ年齢の仲間が毎年加入してきたが、私たちの年齢構成は20代から60代まで幅が広く、中堅・中小企業の経営者とその後継者、中核的技術者、ベンチャー企業起業家などバブル経済の崩壊といった経済環境の激変を経験し、社会人として既に自分の流儀で活躍している個性豊かな仲間が多く、伝統的な同窓会とは異なる革新的な組織を、日本工業大学同窓会とは切り離して設立したいという意見が出された。
 一期生は5月には自分たちの知識を高めるために企業訪問、6月には仲間と親睦ゴルフ大会を開催し、仲間の気持ちがほぐれた7月には各人が考えを持ち寄って話し合いは続けられ、会則を決めることができたが、「日本工業大学と社会に寄与」「企業との産学の強力な連携」を同窓会から発信する独創的組織を創設することを目指すため、既存の同窓会に加入するという結論には達しなかった。
 10月には宮代の総務部長を訪れ同窓会の組織と運営について詳しい説明を受け,組織に加入した場合でも独自の理想が保てることを確認し、12月にはオープンキャンパスに合わせて神田キャンパスを訪れて、専門職大学院の先生方に私たちの同窓会の目指す活動を説明した。
 新年を迎えて最終結論を出す準備を始めた私たちは、2月10日に、技術系の経営者実務経験の豊富な専門職大学院の同窓会から可能な限り広範囲に情報を発信して、母校の発展と社会に寄与することを目指すには実存する日本工業大学の同窓会の偉大なネットワークを活かことを認識し「会員相互の親睦と母校の発展を図り、主として科学技術を通じて社会に貢献することを目的とし、会員の学術的・社会的向上に寄与し、母校の発展に資する事業を行う」ために日本工業大学の同窓会の一つとして専門職大学院同窓会を創設する結論に至った次第である。
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